自動回転機能付きシャーペン「クルトガ」が流石日本と外国人に大人気な件
今回は日本の先端技術でも特に身近な文房具、シャープペンシルを取り上げたいと思います。
数百円で買えてしまうシャーペンですが、小さな中に複雑で精巧なメカが入っている、正に先端技術の結晶なのです。特に日本のシャープペンシルは、その品質の高さから外国人に人気があり、お土産にも買っていくというのは良く聞きます。
ちなみに我々がシャープペンシル、またはシャーペンと読んでいる筆記具、実はアメリカでは「メカニカル・ペンシル(Mechanical Pencil)」、イギリスでは「プロペリン・ペンシル(Propelling Pencil)」と呼ばれています。日本でのシャープペンシルという呼び名は、鉛筆と違い使い続けていてもペン先が尖った(シャープな)ままだというのが語源でしょうね。
しかし、それでも書き続けるとペン先が平らになり、線が太くなってしまうもの。なので鉛筆やシャーペンは、ときどき無意識に回転させて使っているかと思います。
でも、そんな一手間さえ改良して無くしてしまうのが日本人です。なんと書いていると自動的に回転する機能を付けてしまいました。
それが今回ご紹介する三菱鉛筆の「クルトガ」です。
登場した当初、そのユニークな機構は衝撃的でしたが、ちょっとイロモノのような扱いだったと思いますが、いつの間にか定番になっていましたね。
クルトガには複数のモデルがありますが、今回はその中でも金属製で高級感のある「ローレットモデル」を取り上げたいと思います。
日本の技術の結晶、芯の自動回転機能付きシャープペンシルは外国人の目にどのように映ったのでしょうか? お楽しみください。
手に入る中でベストなシャープペンシル
By Devan
大学の4年間クルトガを使い続け、大学院生となった今もこれ以上のシャープペンシルには出会っていません。クルトガを使えば、すべてのグラフや計算式などが、もっと綺麗に見えます。
これまで落としたり、なくしたり、見つけたり、本の中に埋もれてしまったりして、何十ものノートを使いきってもきましたが、今だに問題ありません。
今ではクロムのメッキは擦れてほぼ禿げ上がっていて、わたしがどれほどの間このクルトガを使ってきたかを物語っています。もし院生としてもう一年使えば、大学・大学院を通してすべてのテストや小テスト、論文やノートにクルトガを使ってきたことになるでしょうね。
お気に入りのシャーペン
By Alan S.
3年前、Uniのクルトガを初めて知りました。それからと言うもの、他のシャーペンを所有することはありませんでした。
色んな種類のクルトガが出るたびに手に入れてきましたが、このクルトガがわたしのお気に入りです。これは完全な金属製ではないですが、重さのバランスがとってもいいんです。
またこのクルトガの回転機構は、アルファゲルのクルトガや、普通のプラスチックのクルトガよりもスムーズですね。
このクルトガは高級な部類に入りますが、その価値はあります。これは特に中国語のノートをとる時に便利です。
書きものや絵に、ファンタスティックなシャーペン
By V Rajan
わたしは書きものは殆どシャペンで行っていますが、このクルトガは新しいお気に入りとなりましたね。かなり多くのシャーペンを所有しているんですが、クルトガは最初のチョイスになることが多いです。クルトガはそれなりに高価なんですが、本物のクオリティを得ることができますよ。
普通のプラスチック製のシャーペンより重さはありますが、手の中でしっくりときます。その重さにもかかわらず、重心はグリップの近くにあるため、長時間の書きものでも快適なんです。わたしは、すでにいくつか3、4時間もの筆記試験を済ませましたよ。
また、グリップ部分は汚れが付きやすいゴム製やシリコン製ではなく、ボディに刻まれたパターンになっています。ラバーの柔らかさが欠けているにも関わらず、不快ではなく、むしろより良いグリップ感を与えてくれます。
むしろマーケティング的には、革新的なシャー芯の回転テクノロジーにフォーカスしていますね。これは実際クールな機能ですが、わたしはそれでも芯は折ってしまいます。でも以前よりは少なくなりました。
製造元は、同じブランドのシャー芯を使うようにお勧めしていますが、わたしは普通の安い芯を使っています。芯を折ってしまう理由は多分それでしょう。でも、この機能がなかったとしてもこれは素晴らしいシャーペンですよ。
もし改善できるところがあるとすれば、キャップが消しゴムを隠してしまうことでしょうか。クルトガの全体が高品質の金属製なのにも関わらず、キャップはチープなプラスチック製で、簡単に割れてしまいそうに思えます。
まあそれでも素晴らしいのには変わりありませんよ。重箱の隅をつついてみただけです。
いい感じの重さ、広告通りの働き
By Chris Chalmers
クルトガの金属は、気持ちいい重量感を与えてくれますよ。
模様のついたグリップは、印象的なほど持ちやすいです。普通のゴムのグリップよりむしろ快適なくらい。
もっとも衝撃的だったのは、芯の自動回転機能が完全に機能していたこと。もしこの回転機能に興味があるなら、以下の詳細を読んでみて。
クルトガに筆圧をかけると、書きながら黒とシルバーのペン先が数度回転します。
もし完璧な筆記体、もしくは絵を一筆書きするのでなければ、ひとつの文字や線を引くたびに一度は筆先に圧力をかけたり緩めたりするでしょう。そしてそれが、シャー芯を回転させて筆先を尖らせることになるのです。
でもそれについて考える必要はありません。かってに回転してくれます。普段なら、筆先を尖らせるために無意識にシャーペン自体を回転させているでしょうが、このクルトガではその必要がないことを心に止めておく必要があります。
高品質なシャーペンだが、 競合もある
By Todd Medema “Entrepreneur, photographer, tech junkie”
完璧なシャーペンをずっと探してきたが、これは墓まで持っていくシャーペンのひとつだよ。お金の問題ではなく、品質と使いやすさが問題なんだ。
もう一つのお気に入りである「ロットリング(rOtring) 600」と比較してみよう。
ロットリング
・金属製で、これまで使ってきたシャーペンの中で最も頑丈
・バランスがパーフェクト
・信頼できるシャーペンで、壊れる心配がない
・六角形の形状=もうシャーペンが回転しない!
・とても威圧的で、プロっぽくて、ユニークな外観
・不幸なことに、クルトガほど快適ではない
クルトガ
・価格がロットリングの1/3(10ドル対30ドル)
・ロットリングが戦車とすれば、クルトガはレクサスだ。そこまで頑丈でなくバランスもないが、ロットリングよりもさらに快適(それでもわたしはゴムのグリップが欲しいが)
・残念ながら、もっと普通のシャーペンのような見た目をしている―つまり他の人の印象に残らない-もし貴方がそれを望んでいるならば、だが
・消しゴムは、ロットリングよりも使いにくい(キャップが扱いにくく、消しゴムは小さい)
それぞれ独自のクオリティとアドバンテージがある。だから貴方が何を欲しがっているかによると思う
どちらにしろ、両方とも最高のクオリティだから後悔することはないでしょう!
これが役に立つことを望む。
最高な筆記用シャープペンシル!
By Amazon Customer
もし0.5mmのシャープペンシルで書くのが好きならば、きっとクルトガを気に入ることでしょう。ちょっと書いてみたけど、芯の先が調整されて、綺麗な線が書け、いい気分でした。
長年わたしは「ぺんてるP205(国内では廃盤)」を使ってきて、その働きに満足していたのにも関わらず、クルトガは最高水準のその先を行っていましたね。
クルトガを購入する前は、ペン先の回転機構はただのギミックかと思っていましたが、しっかりと効果を発揮してくれました。線を書く度に微妙に回転し、ペン先をシャープに保ってくれるんです。
唯一の欠点は、(P205に比べて)消しゴムカバーが外しにくいことですが、それでもクルトガがしっかりとした働きをしてくれるので幸せです。なので5つ星評価となります。
14 of 15 people found the following review helpful
5Great pencil, not full metal
素晴らしいシャープペンシルだがフルメタルではない
Bysgt_deaconon January 4, 2014
このシャープペンシルの機能と感想を見たところ、テストせずにはいられませんでした。
この機構は常にペン先を尖らせて、書き味を良くしてくれます。しかし紙に押し付けた際に、非常に微妙な感覚があります。わたしが書いている時には殆ど気づかないのですが、これが気に入らない人もいるかもしれません。
ハッキリさせておくと、このシャープペンシルはオールメタルではありません。グリップは金属製ですし、シャープペンシルの本体もクロームのアクセントと直径を小さくできるまでは金属でできています。
わたしは、他のもっと安い(わたしも使っている)クルトガよりも好きですが、全部が金属でできたシャープペンシルを使っていたばらば、その違いに気づくと思います。
わたしはぺんてる」のKerry0.7mmとロットリング600の0.5mmも持っていますが、常に先端が尖ってくれるので、いつもクルトガに戻ってきてしまいます。
殆どの人は、芯の先を尖らせるためにシャーペンを回転させます。ですのでクルトガを使って最初の一週間は、このメカニズムに逆らわないように気をつける必要があります。でないとその結果に落胆してしまうでしょう。
シャー芯の先を常に尖らせてくれる
By Penny
先を尖らせる機能を持ったシャーペンを持つのは初めてです。
持ちやすいですが、消しゴムはもっと大きくして欲しいですね。でも使いやすいですよ。
最高のシャープペンシル
By Amazon Customer
このシャープペンシルはとても頑丈で、芯の回転機能は広告で謳われてる通りの働きをしてくれます。
このクルトガは、通常のシャープペンシルの平均より重量があります。でも良い万年筆や、ほかの大きな筆記具と比べればそれほどでもありません。
良い点:
・沢山のシャー芯を貯めておけます
・芯の自動回転機能は素晴らしくうまく機能します
・芯は、簡単に折れないくらいの充分な太さがあります
・ほかのシャーペンと比べると、素晴らしい見た目をした筆記具です
悪い点:
・金属のアクセントがありますが、主要部分はプラスチックです(しかし平均的なプラスチックより頑丈です)
・他のシャーペンや、この会社のクルトガの他のモデルと比べても、比較的高価です
本当にナイスなシャーペン
By Piathulus
フルプラスチックのクルトガも持っているんですが、プレミアム感があって使いたくなるので大好き。このクルトガは、金属製でさらにプレミアムな感じがする。しかもそれに加えてグリップもいいし、重量感もナイス。これは全体的にベターなシャーペンだと思う。
本当にいいシャーペンが欲しいなら、強くお勧めするよ。もしクルトガを知らないなら、調べてみて。
素晴らしいが、消しゴムの替えは見つけづらい
By nasdaqboom
よくできた自動シャー芯回転機能のついた日本のシャーペンです。自動回転機能はほぼどんなときでも機能し、窓からシャー芯が回転するのがわかるようになっています。
ただ、消しゴムの替えは地元では手に入らないし、アマゾンでは高い(ほとんど本体と同じ値段)し、他の安いところでは送料が本体と同じくらいかかるんです。わたしはシルバーとブラックのバージョンを持っていますが、私が使っている芯には関して全く問題はないし、たまに赤の芯も使っています。
消しゴムの問題を除けば、このシャーペンはオススメですよ。
素晴らしい働きをしてくれます!
By Randy
新しい、先進的なペン先回転機能のついたシャーペンが発売されて驚きましたよ。
クルトガは、何かを書くときのお気に入りのシャーペンです。でも、絵を描くときのお気に入りはステッドラー(ドイツの文房具)のレギュラーシリーズのシャーペンがお気に入りなのは認めなくてはなりません。
クルトガは、説明の通りきちんと機能し、芯が回転して平らな面が当たらないようにしてくれます。
わたしは筆記用に、お絵かき用のとは全く違うシャーペンを使うのには全く問題を感じません。それぞれの場面で適合するシャーペンというのがありますからね。
わたしはもう絵は描きませんが、かつてはそれ用のテクニカルインクペンを使っていました。でも、今でも3つか4つの製図用シャーペンをもっていますし、シチュエーションに合わせたものを使っていました。
このシャーペンは、軽くてバランスがいいので5つ星を与えます!
お気に入りのシャーペンのひとつ
By Ray “A Reader”TOP 500 REVIEWER
クルトガは、日本のミツビシ製(※訳注:正しくは三菱鉛筆製)で、高品質なシャーペンです。書いている時に自動で芯を回転させる機構があり、常に芯の先が尖っているように調節してくれます。
これはクルトガ用のシャー芯に合うように作られていますが、わたしは素晴らしい書き味のためにもこれを使うことをお勧めします。
何人かのひとが、クルトガの高価格について言及していますが、わたしには理解できません。なぜならこれは10ドル位で、多くの月並みな筆記具よりも高いとは言えず、そしてクルトガは決して月並みな筆記具ではありません。
この「ルーレット」モデル(クルトガは幾つもグレードがありますが、内部構造は同じで外側が違うだけです)は、グリップが機械でクロスカットされています。これはラブリーなデザインなだけでなく、これまで使ったどんなシャーペンよりも見事なパフォーマンスを発揮します。
わたしはこれ以上の評価はできません。5つ星です。
翻訳元:
Amazon.com : Uni Mechanical Pencil Kurutoga Roulette Model, Gun Metallic, 0.5 mm (M510171P.43) : Office Products
やっぱり、レビューを読んでいると文房具オタクというか、他にもブランド物のシャーペンを使っている人が多いですね。
特に、ステッドラーの製図用シャーペンを使っている人が多かったです。
そういえば、中学生の頃に製図用シャーペンが流行っていたのを思い出しました。当時は金属の無骨な感じが、なんか「大人っぽくてカッコいい」と感じたものです。これ、全国的な現象だったのでしょうか。
今の中学生には、クルトガが流行っているのかもしれません。特に芯が回転するなんてメカニズムなんて、年齢を問わず男子には堪らないでしょうね。笑
筆記具は良いのを使っていても、字が汚いと恥ずかしいですよね。パソコンが普及した現在、逆に字を書く場面は人に見せることが多くなってきているように感じます。
わたしは子供の頃に習字を習っていたんですが、正直筆で書くのとシャーペンやボールペンなどの筆記具で書くのとでは、上手く書くコツが違い、あまり上手く字を書けません。教養としてなら筆の習字も良いものですが、実用、つまり筆記具で綺麗に書くには「ペン習字」を習う必要があったんですよね。
そういえば昔は雑誌に「日ペンの美子ちゃん」という漫画が載っていて、ペン習字と言えば「日ペン」の通信教育でした。
今でもあるのかなと調べてみると、ありました。しかも無料でネット上で練習用のシートをダウンロードしたり、お手本の動画が見れるようになっているではありませんか。早速、わたしも無料登録して練習を開始してみました。
ネット時代に合わせて「美子ちゃん」も進化しているんですね〜φ(*’д’* )メ
クルトガは本当に使いやすくていいよね
まさにあれを考えた人は天才だよ
日常で使うものだからこそ高くて良い物を
100均の数本セットのなんて壊れやすいわ
それをフォローして使おうとして変な癖つくわでいいことない
悪くないけど、製図用とかプレスマンのが疲れにくい
シャーペンの消しゴムは勿体なくて使ったこと無い
コメント書いてみたクルトガで
このサイトはすごくためになります。
いつも参考にさせてもらってます。
消しゴム買えよ!
前も何かのレビューで見たけど、外国の人はシャーペンの消ゴム使うんだね
オマケ程度にしか思ってなかった
因みに、シャープペンシルという名前は、家電メーカーのシャープが発明したための銘々である。
シャーペンの消しゴムって消し辛いだろ…。なんでそんなもん使うんだよ。
あれは普通の消しゴム無くした時に使う最終手段だろ。
レビューにもあるけど、書くときに先がフニャっと沈むような独特の感触がある
カリカリとした固い書き味が好きな人にはちょっと合わないかも
そのへん問題ないなら良いシャーペンだと思う
いやシャープが作ったからだよ
と書き込もうとしたらすでにコメントされてた
海外ッて鉛筆いいの?ダメなんで消せるボールペンが流行ったんじゃないの?
シャープペンシルの消しゴムって、芯入れるとこの蓋
代わりだろ?w
あれを本域で使おうと思った事無いけどw
「シャー芯」
意味はわかるが、初めて聞いた。
あれ? 「シャー芯」って死語なんですかね?
もしくは方言なんでしょうか。一般的な言葉だと思っていました。笑
シャーペンの消しゴムを普段使いする発想が日本には無いよね(^_^;)
予備の予備、非常用としてしか見てない(笑)
シャーペンは本体もさることながら、芯が非常に重要。安いからといって100均の芯を買うのはやめておいた方がいい。特に韓国製。書いてるだけで粉々に砕ける芯は初めて見た。書いてるときのストレスもすごいし、本体が壊れる可能性もある。